古くからの皮膚の万能薬「馬油」はシミ消しにも効果アリ!?
(出典:http://mamasup.me/articles/18312)
馬油は、おばあちゃんの化粧台で見かけたことがある!という方も多いのではないでしょうか。
また、あかぎれやしもやけになったとき、おばあちゃんが馬油を塗ってくれた…というような、気持ちがホッコリするような思い出があるという方もいると思います。
その馬油は、古くから使われてきた皮膚の万能薬なのですが、なんと老け顔に見られる原因NO.1の「シミ」を消す効果もあるそうです。
そんな私もシミに悩まされている人間の一人なのですが、そのシミが馬油で消せる!と知り、今すぐ試したい!」と思いました。
そこで、今回は馬油のシミへの効果について、その情報をご紹介します。
Contents
馬油とは?
(出典:http://www.bayu-kouka.com/category/%E9%A6%AC%E6%B2%B9%E3%81%A8%E3%81%AF/)
馬油とは「ばーゆ」と読みます。
その名の通り馬の油のことで、主に食用の馬を解体する際にお腹や首の部分の皮下脂肪が用いられています。
古くから火傷やひび割れ、あかぎれ、切り傷、痔などの治療に効果があるといわれ民間の万能薬として重宝されていた「馬油」。
現代はアトピーやニキビにも効果がある、塗っても症状がひどくなることがない!という事で使っている人は多いようです。
なぜ、そのような効果が得られるのか…。
それは、馬油がヒトの皮脂に近い性質を持っているからです。
そして、全身どこに使ってもOKで、肌トラブルが起こったら「これを塗っておけばまず大丈夫!と伝えられてきました。
その証拠に、馬油には副作用がなく授乳中のお母さんの乳首のケアにもおススメと言われるほど。
つまり、口に入っても大丈夫なくらい安心な成分なのです。
馬油が持つ5つの特徴
それではここで、馬油にはどのような性質があるのか?ご紹介します。
1.保湿
馬油は、5㎜ほどの量で片腕いっぱいに広げられるほど伸びが良いです。
そして、皮膚に膜を作って保湿効果を発揮します。
2.浸透力
馬油は、その名の通り「油」なのでべたつきます。
しかし、肌に塗るとすぐサラサラに…これは、馬油が持つ浸透力に秘密があります。
馬油を塗ると皮膚の隙間にどんどん浸透するので、肌表面のべたつきはなくなり肌の保湿力が高まるのです。
3.殺菌
馬油を塗ると、保湿の所で紹介したように皮膚に膜が作られます。
その膜によって細菌の侵入を防ぐことができます。
4.炎症を抑える
馬油には炎症を鎮め熱を取る作用があります。
そのため、昔から火傷に用いられてきましたし、現代では炎症性のニキビに効くと言われています。
5.血行促進
浸透力に優れている馬油は、肌の奥に浸透し毛細血管を刺激。
すると血行が良くなります。
馬油がシミに効果がある!と言われているのはなぜ?
(出典:http://bui.jp/skin/3670)
顔にシミがあるのとないのでは、かなり見た目年齢が違ってきます。
シミがあると6歳、もしかしたら10歳くらい実年齢よりも老けて見られているかもしれません。
そんなシミが消えるなら、ぜひ使ってみたいですよね。
そもそもなぜ馬油がシミに効果的なの?
(出典:http://ameblo.jp/aykugug02/theme-10082567527.html)
シミは、紫外線に当たることなどによって肌の奥で作られたメラニンが肌表面でこびりついてしまっている状態。
つまり、肌のターンオーバー(生まれ変わり)が悪くなっているので、本来なら古い角質と共に剥がれ落ちるべきメラニンが肌表面に残ってしまっているのです。
なので血行が良く、肌のターンオーバーが正常な人はシミになりにくいです。
ですから、シミを消そうと思ったら肌のターンオーバーを高めることが第一。
そこで馬油の出番です。
馬油は、先ほど「馬油の特徴」のところで紹介したように、血行促進効果があります。
また、肌のターンオーバーを促すには、保湿されている健康な肌を維持することが大事ですが、馬油には保湿効果もありましたよね。
馬油が持つ保湿効果と血行促進効果によって、肌のターンオーバーが高まり肌表面のシミが剥がれ…シミが消えた!という結果に。
ただ、肌のターンオーバーは成城の人でも28日周期と言われていますから、即効性は期待できません。
シミができてる肌は、肌のターンオーバーが低下している状態ですから、まずは馬油を使って正常に戻し、徐々にシミが薄くなって来たらいいな…と気長にケアすることが必要です。
とは言っても、シミってどんな化粧品を使っても即効的に消える!というものはありませんし、比較的早く消えるというハイドロキノンなどは副作用のリスクもあります。
ゆっくりであっても副作用なくシミケアができる馬油は、とても魅力的だと私は思います。
顔に塗っても「油やけ」ってしないの?
(出典:http://www.purenoble.com/column/spot/oil.htm)
油分を多く含んだ化粧品を使うと「油やけ」すると聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
油やけとは、肌に油分の多い化粧品を使っていると、太陽光の熱や紫外線が油を酸化させ、結果、肌に色素沈着(シミ)ができるという症状のことです。
油分を含んでいる化粧品でも油やけの心配があるというのに、馬油だなんて「油」を塗っても大丈夫なの?と思いました。
でも油やけは、その化粧品に含まれている不純物が原因になるとのこと。
その不純物が酸化するから起きてしまうのです。
なので、馬油を塗っても油やけを起こすという心配は少ないです。
不純物が入っていない100%の馬油を使ってくださいね。
油やけのリスクは0ではない
馬油で油やけをする心配は少ないとはいっても、やはり「油」なので酸化しやすいです。
酸化した馬油を使えば、油やけや肌トラブルの原因になります。
油やけのリスクを0にするためには、馬油の保存方法や使い方に少し注意が必要です。
・直射日光が当たらないところに保存する。
・色が変わる、固まるなど変質の兆候が見られた場合は使用しない。
・夏場、プールやキャンプなどでいつも以上に紫外線を多く浴びるときの使用は夜だけにする。
このようにすることで、「酸化」を防ぐことができるので油やけのリスクが0に近づきます。
シミを消すための馬油の使い方
シミを効果的に消すための馬油の使い方をご紹介します。
馬油は手持ちの化粧品と一緒に使ってもいいのでしょうか?傷や火傷に馬油を使うときは、その患部に馬油を塗り込めばOKとのことですが、シミにも塗り込んだらいいのでしょうか?
手持ちの化粧品と一緒に使っていい?
馬油は他の化粧品と一緒に使ってもOKです。
また、日焼け止めクリームとの併用もできます。
馬油をスキンケアで使う時の順番
馬油をスキンケアで使う時は、「洗顔の後」、そして「化粧水の前」です。
馬油の効果によって、スキンケア化粧品の浸透力が高まります。
でも、馬油を使ったすぐあとはべたつきがあるので、3分~5分ほど待って肌がサラッとしてから化粧水などをつけてくださいね。
*肌の乾燥がひどい場合はスキンケアの最後に馬油を薄く塗り重ねるのもOKです
*日焼け止めを塗る場合も馬油を塗った後、浸透した後に塗ってください。
どのくらいの量を使うといいの?
顔全体に塗るなら米粒2粒くらいの量。
シミの部分だけに塗ってもOK(その場合は量を減らしてください)ですが、副作用などはないので顔全体の保湿効果を高めるために顔全体に使うのがおススメです。
ただし、馬油の製品によっても違いがあるようなので、購入した際に用法を確認してくださいね。
馬油ってどれがいいの?【人気の馬油3選】
馬油といっても、色々な化粧品に馬油が使われているのでどれを選んだらいいのか分からないですよね。
そこで、人気が高い馬油はどれか?アットコスメや楽天などのレビューを参考に馬油商品についての情報を収集しました。
その中から私が使ってみたい!と思った馬油を2点をご紹介したいと思います。
私が使ってみたい!と思った理由は、「臭いが気にならない」、「馬油100%」、「安価」、という点。
やはり、馬油なので獣臭がするかも?と思うと肌に塗るのはちょっと躊躇してしまいます。
また、不純物の入っていない馬油100%が安心ですし、お値段もあまり高くないものの方が使いやすいですよね。
ソンバーユ
値段:
2000円(税抜)
メーカー:
薬師堂
ブランド名:
尊馬油
内容量:
70ml
特徴:
中国伝来の馬油の効能に着目し、独自の技術で油臭を除去した馬油の元祖。
馬油100%。
販売店:
ドラッグストアや薬局、楽天やamazonなどの通販ショップ
使ってみた方の口コミ(楽天レビューより):
*スマホだと見えにくいので書き起こします。
万能オイル!
馬油は祖母が [火傷の回復期や冬場の肌荒れに使うと肌を再生してくれる]とお婆ちゃんの智恵で聞いて以来、皮膚の万能オイルとして切らさないように、してます。ベタつく時はティッシュで優しく
おさえれば気になりません。アレルギー体質で化粧カブレを起こした事が有ったときも、薬などは、怖いのでコレで治した事もあり必ず
常備しておきたいオイルです。お買い得ブライスで買えて良かったです!
化粧品はこれひとつ
私はずっと化粧品はソンバーユです。
シミを防いでくれ、できたシミも薄くしてくれるし。
化粧品をこれに変えてから肌が荒れなくなりました。調子がいいです。
ネオナチュラル 馬油クリーム
値段:
1800円(税抜)
メーカー:
ネオナチュラル
ブランド名:
ネオナチュラル
内容量:
52ml
特徴:
独自の特殊技術製法によりサラッとした使い心地、馬油独特の臭いを消しています。
馬油100%。
販売店:
株式会社ネオナチュラルの公式サイト、大丸松坂屋のオンラインショップ
使ってみた方の口コミ(楽天レビューより):
*スマホだと見えにくいので書き起こします。
おすすめします
においのない馬油を探していてこちらの商品を見つけました。
本当ににおわないです!私はにおいに敏感で、人が気にしないようなにおいもダメだったりすることが多いのですが、これは本当ににおいがないです。
驚きました。
馬油の効果は実感していて手放せないのだけど、近所のドラッグストアのものは、『無香料』『臭わない』と書いてあってもなんだか獣臭がしたり、牧場のにおいがしたり。
エッセンシャルオイルを混ぜて使ったりしていたのですが、やっとコスパのよい、希望の馬油が見つかりました。リピート決定です。
優れもの。
馬油、初めて購入です。
ドラックストアで某有名馬油をお試しして「臭っ!」と
お返ししてしまったのですが、下手なハンドクリーム買うより、
すごく良いと聞き……こちらの商品は、本当に匂いはまったくありません。
細かくて柔らかい脂肪が、たくさんくっついてクリーム状になっています。
たまたま持っていた輸入物ロクシタンのラベンダーハンドクリームが
まったく同じような、粒状のものが集合しているクリームでした。
変な状態ではないようです。
普通のハンドクリームと違い、するっと塗り込めるものではなかったです。
ほんの少しの量を、ゆっくりゆっくり擦り込むことで浸透していきます。
ワセリンのペッタリテカテカ感とは違い、ちゃんと中に浸透していく感じ。
朝一にしっかり塗っておくと、普通のハンドクリームのように
手を洗うたびに何度も塗り直す必要がありません。
夜の、洗顔→馬油ごく薄塗り→無添加化粧水もやってみましたが
吸い込む吸い込む。ヒアルロン酸いらずですね。
あとがき
いかがでしたか?
「馬油って聞いたことはあるけど」とか、「おばあちゃんの化粧台に置いてあるのを見たことがあるけど」っていう人が多いのではないでしょうか?
でも、聞いたことがあるだけ、見たことがあるだけ…では、勿体ない!です。
シミにも効果があることが分かりましたし、顔に使うのなら「化粧品の前に使う」という使い方をすれば、今使っている化粧品もグングン肌に浸透していい効果が得られることも分かりました。
また、アトピーやあかぎれ、やけどなどにも効果があるという事なので、一家に1つ馬油があれば色々な肌トラブルにすぐ対処できそう。
私も馬油で私自身のシミ対策をしたり、子供のアトピーやあかぎれの治療に使ってみたいと思います。
コスメでシミ対策をするなら…
私はビーグレンのホワイトケアで、シミを薄くすることに成功しました。
(でも、馬油を使えばビーグレンでなくてもシミが薄くできたかも?)
しかし、ビーグレンは、今までに使ったシミケアの中でも唯一効果が実感できたコスメ。
その体験レポートも是非、読んでみてください。